おめでとう!中学2年で英検2級

先月末に実施された英検2級の2次試験の発表で野村日菜さんが合格しました。おめでとうございます。

 

野村日菜さんは中学1年だった2016年の夏からほぼ週1回、当研究所の個人指導クラスで英語を学んでいます。中学2年生(受験時)での英検2級合格は立派だと思います。

特筆したいのは、彼女はバレーボール部に入っていて、練習は基本放課後週6日、しかも日曜日も時々試合があるという中での2級合格なのです。クラブでの練習終了後に直行で当研究所の夜のクラスに出席、という厳しいスケジュールで通っている中での合格なので、ぼくもひときわ嬉しいのです。

 

クラスでは他の個別クラスの生徒と同様、特に試験対策というものは行っていません。(ただし、2次試験の直前の3クラスでは面接に備えたクラスを行いました)バランスよくしっかりした英語力がつくように指導します。そのため、1人1人の力を測り、英語をコミュニケーションの道具として使えるよう、その生徒に合ったクラスをやっていきますが、彼女のクラスも全く同様です。

彼女の場合は当研究所に通い始めたのが中学1年生だったということもあり、語彙力、文法が弱点だったので、そこを中心にプログラムを作りました。

         

またLCはもともと力があったのですが、その長所をもっと伸ばすために発音、特にreduction に力を入れ、同時に聞こえてくる音だけに頼らず、「意味」と「構造」とからめて「立体的」に聞き取る練習をしたのが効果的だったようです。

 

英語をOSとして言語中枢を動かしていくための効果的な練習の1つ、日本文を読み、間髪を入れずすぐに英語で発話する「突然英作文」も取り入れています。直接的には英作文の練習になるとともに会話の練習にもなっています。

 

「楽しくなければクラスじゃない」 というのがぼくの考えで、高校生までのクラスでは学年によって歌を歌ったり、BBカードや他のゲームを取り入れていたりしますが、彼女のクラスでもBBカードはよく使っています。

次はTOEICも受けたらどうかと勧めているところです。今度TOEICを受ければ、入学時に受けた結果とはかなり違ってくるのではないかと期待しています。